たまうさぎ

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頼長最期ふたたび

頼長最期のとき、ちびと一緒に見ていたのがまちがいで
「ねーねーしぬのー?」
「おうむ、なんでしんだのー?」とうるさい。聴こえない。

で、私とちびの間で
「チチウエ チチウエ」というのが現在流行中。

「おうむなんでチチウエっていっとったん?」というので
「死んだ人が最後に言ってた言葉をまねしたんよ」と答えると衝撃の一言。




「おうむって、キヨモリがかっとったんとちがうん~?」

え?! (;゚д゚)


結構毎週のように一緒に見てたんですけどね。
2年生ってこんなん?うちの子だけ?


しかし頼長・・・凄惨でした。
ヒストリアも見てたからわかってたんだけど。辛い。

真っ青でぼろぼろで、あまりにも痛々しい。

俳優さんによっては、瀕死の状態というと演技の見せ場として
しっかり声はってポーズもきめて美しく最期を飾る演技をしたと思います、
というかそういうパターンの方が多いと思う。

山本耕史の頼長は、頭がわずかにゆらゆら・・・と揺れるだけ。
声もキューっとした音が出るだけ。
瀕死というよりほぼ死体。怖い!全く美しく作ってない。

摂関家の立場とか考えられる状態じゃなく、頼長はただ子どもとして父を求めてて
のこのこときてしまって。
そして捨てられた。

摂関家の氏の長者で左大臣の37歳ではなくて、
「捨てられた子ども」の瞳から涙がはらはら、はらはらと零れて

父上…

かわいそうすぎる、つらすぎるー。
頼長きもち悪い!大嫌い!という人でも、涙を拭わずにはいられなかったんじゃないでしょうか。

そして鸚鵡演出。
私でも想像できるような安直な設定じゃ・・・と思ったんですが
ちびがいないとき落ち着いて見返してみると、

鸚鵡に手を伸ばす國村さん、
鸚鵡死んでびっくりして手をひっこめる
また手を伸ばして抱き上げる
そして慟哭。

が実に可愛くて
鸚鵡と國村さんの図が、おとぎ話のようにしっくりきて
これはこれでまた良かったな。うん。

保元物語ではパパは「我が膝に抱いて死なせるべきだったのに」と後悔して泣いています。
これも可愛らしいですね。
現在では30代の息子を膝に抱いてという発想はないですね。
平安時代の人は感情豊かだ。


それから今回強く思ったことは
小日向さんは美しい。
義朝が昇殿を許される身分になったと聞いた時の表情は
優しくて、暖かくて、さみしくて、
どんなイケメン俳優より、女優より、ダントツに!美しかったです!
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by kokiti01 | 2012-06-06 23:27 | 映画・ドラマ