40代レンタルコミックにはまる。
きっかけは、レンタルコミック店で嵐の二宮くんと、松山ケンイチの写真が目に入って。
映画化されて来年公開されるらしいです。
「お、好きな顔ふたりが揃っておる」
と1冊手にとって開けて見ると、銃を持ちSF的全身タイツを着たかっこいい男女たちが、
桑原和男、山田スミ子、花紀京、と吉本新喜劇の重鎮たちの名で呼ばれている場面が。
最強の男は岡八郎。
このセンス、気に入った!と借りてみることにしました。
なぜかわからないけど、サバイバルゲームのような世界に人間が放り込まれてしまって
その都度違う敵と本気で戦って、勝たないと生きて戻れない。というお話です。
きついのが、感情移入していたキャラクターがばっさりと殺されてしまうとこ。
10代の若者のようにみずみずしく動揺してしまう自分にびっくり。
怪我に苦痛は伴うのに時間がくるとリセットされる。
それもグロくポンポンと手が飛ぶ脚が飛ぶ。ぐっちゃぐっちゃと。
大量出血。
なのにゲームのようにリセットされて
何度でも呼ばれてたたかわされる。
毎日腸を喰われ続ける罰を受けるプロメテウス?地獄?
グログロはまあなんとかクリア。
青年誌的サービスショット満載でおばさんはちょっと食傷。巨乳ばっかりなのよ!
敵のなんとか星人の設定やらデザインが全くふざけているので
この作者に本気でついて行っていいのか途中考えたりもしつつ。
主人公のどこか投げやりないい加減な男の子の
驚くほどの精神の成長の描写がとってもきめ細やかで心地よい。
面白いのでどんどん借りて20数巻まで読んだんですけど、
ちゃんとオチ考えてくれてるんでしょうね?
と感ぐったりもして。
腑に落ちるオチがきれーいにないといやなんです私。
だから浦沢直樹あんまり好きじゃない。
なんとなく、主演は二宮くんというより山田孝之くんのがいいなと思いました。
二宮くんの顔は好きなんだけど、不屈の不死身のサバイバル主人公というかんじがしない。
山田くんなら手がとれても脚が溶けても、生き残ってくれそうな顔してる。
と思ってたら別の役で出演していました。
原作にない役だそうです。なんやそれ。この話にそんな役必要なんか?
それにしても、花紀京、山田スミ子という結構なページ数を割いていたギャグ、
青年誌読者の購読層は20代30代ではないのか?誰も知らないんじゃ。。
何割の彼らがすんなり笑えたのかな?