キヨモリ怒りません。
笑顔です。
笑顔で大宰府の長官をチンピラ使って脅したり
一門の娘を嫁がせて懐柔したり、すっかりマフィアのボスらしくなりました。
長男があろうことか祝言の場で「結婚やめます!」と周囲を凍りつかせても
キヨモリは決して怒りません。
笑顔でどりゃっと長男投げ飛ばして、はいはいバカ息子でごめんねツネ子ちゃんこれからよろしくねー。と
ナイーブな長男の気持ちなんか全無視でワンマン経営まっしぐらです。
泰然としております。
キヨモリは先週のパーティで完全に自身の中の中学生を殺したのです。
己を捨て公の存在に、平氏の要へと変貌したのです。
自分の心なんか、気持ちなんか箱の中に入れて蓋をして
押し入れの奥深くにしまいこんでしまったのです。
信西とだって笑顔。
そこんところがどんなに感情を押し殺しているかと思うと本当につらい。
でもじつに頼もしい!
それに比べてヨシトモの可哀想なこと。。胸がしめつけられます。
下級の印の緋色の衣でうろうろうろうろ、全然相手にしてもらえません。
「殿の苛烈さ、悪左府様の非ではございません!」
とブラック称賛していたモロミツにまで同情されてしまう哀れさ。
(単にモロミツのキャラがぶれているだけのような気もするが)
頼朝が1年でいきなり3倍くらいの大きさになりましたが、
なんで頼朝って役者3人もいるの?
完全体の岡田将生くんだって20代前半くらいでしょ?
キヨモリ12歳の元服あたりから180センチあったのよ?
ヨシトモ8歳から顔シワシワの玉木くんよ?
もう岡田くんでええんとちゃうん?
また今回は、宮中行事みてみて~という意気込みを感じる回でした。
冠に扇型の黒いのつけた武官装束がいっぱいいてかっこよかったです。
力士の髷に銀杏の葉をさしてましたね。
きっと大銀杏の語源なんでしょう…ね?
ストーリーに必要のない「忠通さま平安料理を食べる」
カットを差し込んできたりして、微笑ましかったです。
今週セリフありませんでしたね。顔芸に終始しておられました。
忠通さまは現在60歳くらい。
47歳にして出来た嫡男が16歳の若年で関白になるらしいので、引退がせまってますねぇ。
こんな人なんですが、
とんでもなく美形ですね。
誰がやるんだろ?